“個別支援計画”というものをご存じだろうか。
一言で表すと、障害を持つ人が個々のニーズに沿って適切なサービスを利用し、最終的に自立した生活を送るために必要な支援計画のことである。
フォーマットは自治体や事業所によって異なるので、興味があれば見てみてほしい。
ところでこの個別支援計画、なりたい自分を叶えるためのヒントが隠されている。
ざっくり分かりやすく分けるとこんな感じだ。
★なりたい自分
★それを叶えるための計画期間
★長期目標と短期目標
★具体的な行動
★注意点
★振り返り
といった感じだ。
自分は高頻度でこの書類作成に携わるが、その職業柄プライベートでも自然にこのフォーマットの中身が浮かぶようになっている。
スキルアップ、資格取得、資産形成といったものから、子どもの受験、不登校…ダイエットの時なんかでも活用できる。
項目はどれも重要だが、特に大切にしているのは“具体的な行動”と“振り返り”だ。
計画を立てるのは簡単だが、行動が伴わなければ意味がない。
「いつ」「何を」「どれくらい」など具体的な名称や数を盛り込みながら、より具体的に行動プランを立てる。
また振り返りは、計画の終わりだけではなく、定期的に行って見直すことが大切。
さらに“注意点”も、失敗を遠ざける具体的な指針となる。自分の癖や弱み、誘惑や苦手なことを挙げ、その問題に直面した場合の対策を練っておく。
最後に、目標を立てる際の最大のポイントは、
自分主体でポジティブになれることだ。
あくまでも、自分にとって前向きな目標であることは非常に大切。どんなに些細なことであっても、目標があるのとないのでは大違いだ。年齢もタイミングも関係ない。思い立った時が一番若いのだ。
今より進化した1年後の自分を思い描こう。
目標は“はじめの一歩”だ。